思い出深いあの地で

高校生の頃に、岡山県の倉敷に旅行に行きました。倉敷には友人の親戚が住んでいた家が残っていて、当時は誰も住んでいないということで三日間その家に泊まりました。買い物をして自炊をしたり、倉敷市内にある綺麗なホテルのランチを食べたりと、本当に楽しい旅行でした。私たちが住んでいたのは大阪なのですが、大阪とは違って街並みがきれいだし、情緒もありました。もちろん、観光者向けになっているわけですが、私は倉敷の街がとても大好きになりました。

そして、中でも特に気に入ったのはシャコです。エビよりも足の多いエビのような食べ物なのですが、色は紫と白のストライプで、見た目には本当に食べれるの?と疑問を抱く人も多い食べ物だと聞きました。しかし、本当に美味しくて感激しました。大阪に帰ってきて親に頼んで買ってきてもらってりして食べたりもしたのですが、やはり大阪で売られているものと現地で食べるものとは大きな味の違いがありました。

卒業後の進路で私は看護師になりたいと思っていたのですが、ふと岡山で看護学校を探そうと考えました。岡山を選んだのはシャコのためだけではありません。街並みも本当に大好きだし、毎日が楽しいだろうなと思ったのです。岡山での専門学校生活は本当に充実していました。好きな場所で、好きな勉強が出来るってすごく恵まれていたなと思います。岡山の看護学校は、国家試験合格率100%や就職率100%のところが多くあったので、卒業後の進路もスムーズに決められました。そのまま岡山で看護師の求人を探し、倉敷市内の病院で今も充実した看護師ライフを送っています。